窪田式0dBパワーアンプ　Ａ級　MOS-FET　2SJ162/2SK1058

回路構成は、窪田氏のオリジナル回路ほぼそのままで、出力段をシングルにしたものです。rFETはＪ１６２／Ｋ１０５８のコンプリ、電源は正負24Vでバイアスは400mAに調整しており、Ａ級動作です。rこれで動作時ほんのり温かい程度の発熱です。rTKDの50Wスイッチング電源2台、COSELのDCノイズフィルタSNA-06はいずれも産業用のもので、rAC入力は両切りのリレーと、インラッシュ抑制のメタルクラッド抵抗を入れています。r抵抗は、タイマーリレーでバイパスします。rこれに低ESR固体電解560μFを62個のコンデンサーアレーで、電源部は相当にコストがかかっています。r基板上のコンデンサはPPS、抵抗は巻線です。r残留リップル、ノイズは数mV-PPまで抑えられており、リニア電源よりも良いくらいです。rコンデンサ容量大きいため、電源切ってから電源ランプのLEDが消えるまで少し時間がかかるのはご愛嬌です。rラグ板上の部品は、信号経路の抵抗はビシェイRNC90Y金属箔抵抗、その他抵抗はLGMSFA金皮、rソース抵抗はmills無誘導巻線抵抗、zobelのコンデンサはpaasoicECQEです。rラグ板とFET、入力ジャックは半田づけですが、それ以外の配線はねじ止めで、部品交換は容易です。r入力はTRSフォンジャックですが、RCA変換プラグを付属します。rリアパネル裏面の端子台で、リング（COLD）とスリーブ（GND）をジャンパできるようにしていますので、rトランスバランス出力機器を接続する場合はジャンパを接続してCOLDをGNDに落とせばよく、r電子バランス出力機器を接続する場合、ジャンパを外して、COLDをオープンにすればＨＯＴ側だけ入力できます。rもしくはジャンパの代わりに１００ｋΩ程度のダミーロードで受けてもいいと思います。rこのままお使いいただくのもいいですし、改造ベースなどに、電源とケースだけでも価値はあると思います。r制作してから数時間のテスト使用のみです。